艦船模型「青葉工廠」
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松型駆逐艦 桜 さくら
丁型駆逐艦13番艦 昭和19年横須賀工廠、就役は同年11月
南方での駆逐艦による輸送任務により大量の駆逐艦が失われたので、短期間に多くの隻数が建造できるよう設計されたのが松型
曲線が少なく、無骨な外観はそれまでの日本海軍的優雅さは無いが、まさしく「いくさぶね」という感じで管理人はこのスタイル嫌いじゃない
缶が小さく、煙突が細く、シフトエンジンレイアウトのため、煙突が離れて配置されてるのが、ちょいと寂しいかなぁ
さて、桜は就役後お決まりの第11水雷戦隊卒業し、台湾・上海への船団護衛の任務の後、大阪湾で触雷し沈没
雪風とは反対に短い生涯の「不運の艦」だった
タミヤ1/700 駆逐艦 桜 エッチングパーツ買ってきた
一等駆逐艦としては小型なので、サクッと製作したいなぁ
ということで丁型駆逐艦桜 起工
ランナー2枚で楽勝モードだが
船体が激しく反り返って逆えびモード
なので、艦底張り合わせ時に、丸め込みながら流し込み接着剤で固定。強制的に矯正。
いつものパテ盛りパテ研ぎ作業後、今回は舷窓穴あけにチャレンジ
箱裏の図を見ながら、マスキングテープでガイドしつつ0.5ピンバイスで掘り堀り
戦訓を設計に反映して丁型は、最初から窓が少ない。おかげでズレもまぁ許せる範囲と言うことに
タミヤのこのキット、艦橋窓枠がえらく窪んでて落ち目になってるが気になったのでハセガワさんの汎用窓枠エッチングを買い込んできた。
実際に艦橋に貼り付けてみるとこんな感じ
瞬間で固定したけど、壁面とツライチにしたかったなぁ。あとせっかく室内が透けて見えるんだから操舵室の床と天井は白塗りにして明るくなるようにしてみた。その効果は完成してからのお楽しみ
雪風でも試した蒸気捨て管の真鍮線置き換えとジャッキステー付け、ファンネルキャップの鉄格子付けやってみた。銅線は電線剥いて取り出したもの
この細かさは、管理人の視力限界点。これ以上細かい作業は、見えないから不可能
しっかりと自分の能力限界を理解した作業となった「うん大人だ」
煙突装着、なんとなくモデルアート誌の作例ぽくて、自己満足100パー
煙突が立ったら、あとは筆塗りで一気にくみ上げ
マスト後部二本を真鍮に置き換え、プラパーツのままの予定が、仮組すると厨房からの煙突と干渉してうまく付かない、なので真鍮に
なんでだろ?
マストに伸ばしランナーで横桁追加
そうそう、前部主砲の砲身キャンバスがキットでは再現されてないので、ピットパーツ12センチ砲の根元から移植
まぁ雰囲気は出てるんじゃない。
後部主砲の後ろ爆雷台は、ピットパーツに真鍮線でフレーム追加
爆雷投下台は、ピットパーツのまま
艦首、艦尾の旗さおも真鍮線
適当に作った艦尾プロペラガードも真鍮線「本当は真ん中にもう一本支柱があるはず」だか、綺麗に仕上げる自信ないので、省略
仕上げに、ハセガワの13号電探エッチング
初心者向けのステン製「どうやらステンと真鍮ならステンが初心者向けらしい」とネットで読んだ気がする
けっこう悪戦苦闘して接着し、仕上がりが
これ
汚しは軽め。戦闘旗は、伸ばしランナーにステッカーを接着後、後部マストに
艦橋横の浮き輪の塗装は何度かやり直して、これ以上きれいに塗れない「これが現状の限界か」
修行はまだまだ続くのである