艦船模型「青葉工廠」
趣味作り・モケー作り1/700艦船模型を作ってみる 
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秋月型駆逐艦 照月 てるづき
三菱重工長崎造船所、昭和１７年就役 横須賀鎮守府
秋月型の二番艦
１０サンチ高角砲８門の防空駆逐艦
基準排水量で２７００トンもある大型駆逐艦だから米軍から軽巡と間違えられる
さて、照月も開戦後の就役だから訓練もそこそこに前線に送られたと思われる
ソロモン海戦で、比叡の乗員救助とか奮闘するけど、これといった戦果なし
昭和１７年１２月１２日
南方輸送作戦中に魚雷艇の魚雷くらって修復不能で自沈
就役から自沈まで４ヶ月間の短い生涯だった
この秋月型は艦隊護衛の防空駆逐艦だから、空母にくっついて転戦してほしかったなぁ
いくさぶねは、つらいなぁ
ピットロード1/700 照月 作業開始 真鍮線加工ダイスキ編
ピットロードのプラモ、初挑戦
箱を開けると、モールドが細かい。ウオーターラインおなじみの鉄板が入ってない。素材が白い。舷外電路のモールドもあるし、駆逐艦なのに船体舷窓も再現されてる。
いろいろ、あってうれしいやら、なんか、工作する楽しみが少ないような、つまり見た目大変よく出来てる感じ。
ランナーの真ん中は、大きさ比較用、駆逐艦桜
そんなこんなで、作業開始
船体の張り合わせ後、集合煙突に真鍮線で蒸気捨管とジャッキステーと汽笛管、雨よけ用格子をつける。
ただし、雨よけ用格子はやっぱり太すぎるのと、高すぎるのでこのあと撤去
艦橋は、羅針盤艦橋の正面と側面で窓枠エッチングの大きさを変えてます「ここでは見えてないけど、秋月クラスとしては是非表現したかった
あと風除けの空洞部分もなんとかしたかったので、プラペーパーに伸ばしランナー貼り付け後、それらしい幅で切り取って貼り付け
塗装しないと、形状がよく見えない。まぁいい感じってことにして。
救命浮き輪作成
真鍮線丸めて、色塗るのですが、せっかくなので作り置きしとく
艦尾プロペラガードも真鍮線加工、今回初の完全再現「大げさな」言い分ですが、こだわりの箇所
船体は、ここの定番「佐世保工廠色」艦底色とリノリューム色を筆塗りして、軍艦らしくなったとこ
前マスト、シャープな感じが欲しかったので、これまた真鍮線細工
交差部分の貼り付けは、瞬間の接着面積確保するため、極小のプラペーパー片を挟む
結構強度でますよ、この方法。
課題のループアンテナ、今回もやっぱりただの「円」
ただし、支柱を別にすることで、前回の櫻よりは、スッキリ
後ろマストも真鍮線、このクロスヤードが難儀だった
煙突の雨除け用格子は、伸ばしランナーでやり直し
タミヤプラ丸棒1ミリから、伸ばしランナー式に作ったら、極細線ができたので十字に斜めも追加。
裸眼じゃ見えないけど、老眼鏡なら確認できるレベル。
完全に自己満足な世界
厨房煙突は、はじめキットままの予定が、作業中にポックリ逝ってしまったので、しかたなく真鍮線細工
これは、完全に予定外作業
甲板のリノリューム押さえの塗り分けに絶望したり、転落事故でマスト修理したりでしたが、ちょこちょこ汚しを入れて艦載艇のせて、プラペーパー細切りして、カッターのオールらしきもの付けたり
二番砲塔の後ろにアンテナ支柱つけて、カッターの振れ止め伸ばしランナーで再現したり
振れ止めバンド、プラペーパー切り出しの帯にしようか悩んだ結果、実物があんまり太くなさそうなので、ピットロードランナーの伸ばしで、いい色だったので、そのまま接着
戦闘旗揚げて、竣工
後部マストの上半分を黒塗装
駆逐艦では、秋月クラスだけ？
資料がないので、先輩方の真似っこです。
艦首・艦尾の旗竿も真鍮線。今回は支柱も再現
爆雷搭載台は、0.64エバーグリーンプラ棒とプラ板で自作
三番砲塔横に、１ミリプラ角棒で材木設置
置き方がちょっと違うけど、まぁ、いいしっょ
これで、700艦船4隻目。進歩してると信じたい